レーシック治療の実績数は要チェック


レーシック治療の実績数は要チェックブログ:27-5-16


あたしの父は絵に描いたような昔気質の薩摩隼人で
良い意味でも悪い意味でも男尊女卑…

親は子供に対して絶対的な存在で、
手をつないでくれるくらいのことはあっても、
親と子供でべたべた甘えたり
甘やかしたりといったことは皆無だった。

いつもどこかに、
親と子供の「線引き」のような感覚があって、
子供の頃はそれがたまらなく寂しいときがあった。

あたしが幼いころ、近所に女の子が越してきた。
歳が同じだったため、すぐに仲間になったのだが、
なんとその子は親のことを
「パパ、ママ」と呼んでいたのだ。

そんな呼び方は
お人形遊びの時くらいしか知らなかったあたしは、
本当に驚いた。

と同時に、
そう呼んでいるその子と
親がとても仲よさそうに見えたのだった。

その21時あたしは、
帰宅した父に勇気を振り絞って
「お帰りなさい…パパ!」と言ってみた。

するととたんに父の顔が険しくなり、
耳がじんじんするほどの大声で怒鳴られた
「日本の子供がパパなんて呼ぶな!うちではそんな呼び方は許さん!」

今になって思うと、
子供に向かってそこまでむきになって怒らなくても…
と苦笑してしまうのだが、
幼かったあたしには、トラウマになるほど怖い思い出である。

あの日から30年ほど経ち、
あたしにも娘がうまれた。

折々の休みに娘を実家に連れて帰るたびに、
面食らうことがある。

なんとあの鬼のように怖かった父が、
孫娘にはメロメロなのだ。

「お喉渇いたら、ママにジュースもらいなさいねー」
なんて娘に話しかけている。

思わず
「日本の子供がママなんて呼ぶな!じゃなかったの?」
と突っ込みを入れたくなるほど。

あたしの甘えたかった気持ち、
父の甘やかしたかった気持ちが、
孫娘を通してひとつにつながったように思える今日この頃…





フィヨーレ
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